確定申告で計算した税金、わざわざ銀行や税務署の窓口に並んで現金で支払っていませんか?実は現在、納税方法は驚くほど多様化しており、スマホ1つで完結する方法や、ポイントが貯まるお得な方法がたくさん用意されています。
ご自身のライフスタイルや「手間を省きたい」「少しでもお得に払いたい」といった目的に合わせて、最適な納付方法を選ぶことで、貴重な時間と資金を有効に活用できます。
目的別!おすすめの納税方法ラインナップ
現在利用できる主な納税方法を、「何を重視するか」で分類して解説します。
1. とにかく「ポイント」を貯めてお得に払いたい派
・クレジットカード納付
専用のWEBサイト(国税クレジットカードお支払サイト)から手続きします。手元に現金がなくても支払いができ、カードのポイントが貯まるのが最大の魅力です。ただし、納付額に応じた決済手数料(1万円ごとに約83円)がかかるため、もらえるポイントと手数料のバランスを確認しましょう。
・スマホアプリ納付(PayPay、d払い、au PAYなど)
普段使っているスマホの決済アプリ(〇〇ペイ)を使って納付できます。チャージした残高から支払うため、決済手数料は無料です。事前のチャージ方法によってはポイント還元を受けられるため、少額の納税(30万円以下)なら非常にお得で手軽な方法です。
2. とにかく「手間」を省いて自動化したい派
・振替納税(口座引き落とし)
一度手続きをしておけば、指定した銀行口座から自動的に税金が引き落とされる方法です。
通常の納期限は3月15日ですが、振替納税にすると実際の引き落とし日が4月中旬〜下旬頃になります。つまり、約1ヶ月間、資金繰りに余裕ができるという経営者にとって嬉しい隠れメリットがあります。
3. 自宅のパソコンから「即座」に払いたい派
・インターネットバンキング(e-Tax・ペイジー)
会社のネットバンク口座などから、直接オンラインで納付する方法です。「ペイジー(Pay-easy)」というシステムを利用します。e-Tax(電子申告)からそのまま納付画面に進めるため、申告と納税をセットでスピーディーに終わらせたい方にぴったりです。手数料もかかりません。
4. やっぱり「現金」で払いたい派
・コンビニ納付(QRコード)
国税庁のサイトで納付用のQRコードを作成し、それをコンビニのレジで読み取ってもらって現金で支払う方法です。(納付額30万円以下に限ります)銀行が閉まっている夜間や休日でも、近くのコンビニでサクッと支払えます。
・金融機関や税務署の窓口で納付
従来通り、納付書(紙)を持って銀行や郵便局、税務署の窓口で現金払いする方法です。領収証書がその場で確実にもらえるという安心感があります。
まとめ:納税資金の準備はお早めに!
このように、納税方法の選択肢は大きく広がっています。「自分にとって一番ラクで、少しでも得する支払い方」を事前に決めておくことが、確定申告シーズンのストレスを減らすコツです。
しかし、どの方法を選ぶにしても、最も大切なのは「納税するための資金を確保しておくこと」です。申告書が完成して「思ったより税金が高かった!」と慌てないよう、日頃の売上から計画的に納税用の資金を別口座に取り分けておく習慣をつけましょう。早めの準備が、経営の安定と心の余裕に直結します。