「社員が辞めない会社」を作るための最強ツール、それが「両立支援等助成金」です。育児や介護と仕事を両立できる環境を整えることで、国から最大140万円もの助成が受けられます。人手不足倒産が過去最多ペースで増えている今、これを使わない手はありません!
2026年がスタートし、もうすぐ1ヶ月。確定申告の準備でお忙しい時期かと思いますが、助成金の活用計画は立てていますか?
現在運用されている2025年度(令和7年度)制度は、昨年10月の改正を経てさらに使いやすくなっています。面倒くさそう…とスルーしていると、優秀な人材確保のチャンスをみすみす逃すことになりますよ。
なぜ今、「両立支援」なのか?
最近のニュースでも話題ですが、共働き世帯の増加に伴い「男性の育休取得」や「柔軟な働き方」を企業選びの基準にする求職者が急増しています。もはや福利厚生ではなく、「企業の生存戦略」です。
「うちは小さな会社だから、誰かが休んだら現場が回らない…」
そう嘆く前に、この助成金の仕組みを知ってください。実は、「休んでいる間の代わりの人の費用」まで国がサポートしてくれるのです。
注目の「3大おすすめコース」はこれだ!
全6コースある中で、特に中小企業が使いやすく、効果が高いものを3つ厳選しました。
① 出生時両立支援コース
(子育てパパ支援助成金)
男性社員が育休を取得した時に支給。第1種と第2種があり、取得率アップなどでさらに加算。
支給額:20万円~
② 育休中等業務代替支援コース
(現場の穴埋め支援)
育休者の業務を、代替要員の新規雇用や派遣、または同僚の手当支給でカバーした場合に支給。
支給額:最大140万円
③ 柔軟な働き方選択制度等支援コース
(テレワーク・時短など)
「テレワーク」「短時間勤務」「フレックスタイム」などの制度を複数導入し、実際に利用された場合に支給されます。
※昨年(令和7年10月)の改正で要件が変更されています!導入すべき制度の数が「3つ以上」必要ですのでご注意ください。
支給額:20万円~25万円
簡単に言うと「ピンチヒッターを用意すること」です。育休で抜けた穴を、新しい人を雇って埋めるか(新規雇用・派遣)、今いるメンバーが頑張ってカバーしてお金を多めに貰うか(手当支給)。このどちらかの対応に対して、会社に助成金が出ます。
「不妊治療」や「女性の健康」もサポート対象に
見落としがちですが、不妊治療やPMS(月経前症候群)、更年期障害などの健康課題に対応するための休暇制度などを整備し、利用実績が出た場合も助成金(各30万円)の対象になります。
従業員のライフステージに寄り添う姿勢は、間違いなく従業員満足度(ES)の向上につながります。
まずは「就業規則」の確認からスタート!
助成金をもらうための第一歩は、会社のルールブックである「就業規則」を整えることです。
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育児・介護休業の規定は最新の法律に対応していますか? -
「代替業務手当」などの規定は入っていますか? -
社員に制度を周知していますか?
「難しくてよく分からない」「うちの場合はいくら貰えるの?」と思ったら、すぐにご相談ください。制度を使いこなし、従業員も会社もハッピーになる環境を一緒に作っていきましょう!